リハビリセンターについて
当院は、地域の皆さまの「かかりつけ医」としての役割を担い、いつでも気軽に相談できる医療機関を目指し、医療と介護をつなぎ『退院後の患者さまや地域のご高齢の方が安心して生活できる環境づくり』に取り組んでおります。
当院は、ご高齢の方が多く、一般病床39床・地域包括ケア病床14床・医療療養病床37床で、入院リハビリテーションを提供しております。
主に急性期から回復期の、脳血管疾患、整形疾患、内科系疾患等の患者さんへの対応を行っています。
連絡先 | tel.04-2932-1121(代表) |
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スタッフ構成 | 医師 3名 理学療法士(PT) 4名 |
地域包括ケア病床
地域包括ケア病床では担当理学療法士により、リハビリテーションを行います。早期から退院後の在宅生活を意識した取り組みを行っています。
入院リハビリテーション
発症早期からリハビリテーションを行っています。 医師・看護師等と連携をとりながら患者さんの状態に応じて積極的な治療の提供を行っています。
対象とする疾患
- 脳血管障害(脳卒中:脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血など)
脳血管障害による片麻痺や高次脳機能障害、半側空間無視などの症状に対し、運動療法や歩行訓練、日常生活動作訓練を行います。立ち上がりや歩行、食事、トイレ動作の改善を図り、患者様が日常生活においてできる限り自立できることを目指します。 - 運動器疾患(骨折、脊髄損傷、変形性関節症など)
骨折や関節の変形による筋力低下や可動域の制限に対応し、痛みのコントロールを含め、立ち上がりや歩行、階段昇降といった日常生活動作の獲得を目指したリハビリを提供しています。 - 呼吸器疾患(肺炎、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺疾患など)
呼吸器の機能が低下した患者様に対し、身体活動の向上や維持を目的としたリハビリを行います。運動療法、呼吸訓練、栄養療法、日常生活動作の工夫、排痰法の指導などを通して、生活の質の向上をサポートいたします。
各療法について
当リハビリセンターでは、基本的動作の回復を通して、日常生活活動の自立あるいは介助の軽減を図るために、一人一人の患者さん状態に応じて、運動療法、物理療法、日常生活動作練習、装具療法などを組み合わせて行います。
理学療法
身体に何らかの障害が生じた方に対し、基本的な動作や歩行や日常生活動作などの運動機能や動作能力の回復を図り、在宅生活への復帰や仕事・スポーツ活動への復帰を目指します。
運動療法
運動の障害を、運動そのものを用いて治療する療法で、下記のような運動を行います。
関節可動域運動
筋力増強運動
バランス練習
歩行練習
階段昇降練習
床上動作練習
物理療法
骨や筋肉、神経などの障害を温熱や寒冷、電気、超音波などを用いて治療する療法です。
呼吸理学療法
呼吸機能が低下した方に対し、胸郭を動きやすくする呼吸介助、呼吸法の指導、痰を出す練習、運動療法による心肺機能の改善や全身的な筋力強化、日常生活指導を行うことで、呼吸機能の改善や生活の質の向上を図ります。